終活とは、一般的に、
のことをいいます。
一言で「終活」といっても、やらなければならないことはたくさんあります。
終活の例として有名なのが、エンディングノートの作成や、お墓・お葬式の準備などです。
終活の中には、遺言書の作成、遺言信託、遺言執行、死後の財産整理業務、相続放棄や限定承認の準備などのように、法律に関係する事項が含まれるものもあります。これらの手続きで、自分が決めたことが後々無効になったり、トラブルが生じたりすることを避けるためには、法律家の力を借りる必要があります。
また、人生の最後に周囲の誰に身の回りのお世話をしてもらうか、誰に財産を管理してもらうか、重い病気に罹患した場合にどのような治療を受けさせてもらうか、といったことも広い意味では終活の一つです。自らが望む最期を迎えるためには、任意後見契約を締結したり、信託手続を用いたりすることが考えられます。
せっかく終活をしたのに、法律に違反していたり、無効な書類や矛盾する書類を作ってしまったりすると、望まない結末になる可能性があります。結果、残された家族に迷惑がかかってしまうでしょう。そうならないためには、弁護士などの専門家からアドバイスやサポートを受けることが有効です。弁護士は、裁判や調停、法的書類の作成など、法律に関係するすべての業務を行うことができます。