2021.07.01
昨今は新型コロナウイルスの影響で、世界的に経済が停滞しており、世間では収入が大きく減ってしまったりして、
貯蓄を切り崩してやりくりをしている方も多いと聞いています。
そのような不景気には、詐欺事件が増える傾向があります。高齢者を狙った「オレオレ詐欺」などの特殊詐欺は
2018年をピークに減少傾向にはあるものの手口が変化して巧妙になっている事実もみられます。
あなたの大切な財産は自らの注意で守っていかなければなりません。
2020年のPIO-NET((国民生活センターと全国の消費生活センターをネットワーク結び、消費者から消費生活センターに
寄せられる消費生活に関する苦情相談情報(消費生活相談情報)の収集を行っているシステムです。)による数値では、
既支払額総額1158億円のうち65歳以上が449億円と、全体の約4割近くが高齢者の相談となっています。
依然として多くの高齢者が狙われていることがわかります。
少子高齢化・核家族化が進み、特に都市部においては隣に住む人の顔さえ知らないなどといったこともよくお聞きする話です。
終活は個人が、おひとりで考えていると天候や環境によってネガティブにもなりやすいという傾向があるようです。
信頼のおける家族や友人などと一緒に終活を考えることができれば良いのですが、近くにご家族のいらっしゃらない方、
友人や知人が身近にいらっしゃらない方などは、誰にも相談できず、詐欺のような甘い罠に騙されて大切な資産を
失ってしまうことも警戒しなければなりません。
終活について、相続について、遺言について これからのことを考えたいと思った時に、お気軽にお問合せいただければ、
終活、相続に精通した弁護士が親身にお話をお伺いいたします。